HHKB のメリット
キーボードを今更ながら、HHKB Professional BT 英語配列に変更したのでレビュー。プログラマーの人は絶対これにすべし。
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HHKB BT 英語配列に変更した理由とメリット
- ホームポジションを崩さずにコーディングできる
- Bluetoothで軽い
- iPadなどBluetooth対応のものにも接続できる
- 他のPCにスイッチできる
- 十字キー・テンキーがない分コンパクトになっている
- キー配列がMacに近い
- 長時間のタイピングでも疲れない
必要最低限のキーだけで構成されていて、コンパクトなのでホームポジションを崩さずにタイピングできるので効率的。Bluetooth対応で持ち運びや移動に便利。
十字キーはfnキーとの組み合わせで打てます。1週間でキーを見ずに打てるようになりました。
fn + [] 上 fn + ; 左 fn + '' 右 fn + / 下
Macの輝度調整
fn + o 暗くする fn + p 明るく
Macの音量調整
fn + a 音量を小さく fn + s 音量を大きく fn + d 消音
最近フロントエンドよりRubyなどのインタプリタ型言語を扱う時間が増えてきて手が疲れてきたので、指の移動が少なくてよいキーボードを探していたら、HHKBが余計なキーがついてなくて良さそうだった。必要最低限のものが欲しかったわけです。
HHKBの英語配列はこちらにあります。これを印刷してVimなどのキーを書き込んでいくと便利です。
モデルはこれらがあります。
- BT:Bluetooth
- Type-S:静かなタイプ
- JP:日本語配列
今回購入したのはBTの英語配列です。静音化したBTってあるのかなと思っていたらBTをType-s化した猛者がおりました。ともあれBT版の音は気になるほどでないので問題なしです。どうしても気になるようであれば、キーボードの下に布をひくとタイピング音を少しおさえることができます。
HHKB Professional BTをType-s化する
コーディングが早くなる、キーバインドの変更
HHKBの英語配列は十字キーを使うときに「Fn」キーを押す必要があり、一瞬指がホームポジションから離れてしまい遅くなるのでBetterSnapTool(BetterTouchTool)を使ってキーを少し変更します。
小指に⌃キーを置いたままHJKLで上下左右移動できるようにしておくと、Vimのインサートモード中でも上下左右移動できるのでストレスが減る。
できるだけホームポジションを崩さずにタイピングしたいので、移動はVimのキーマッピングを参考に変更します。こういった変更を行うことで素早いコーディングができるはず?
キー:ショートカット
- ⌃ H (左にカーソル移動)
- ⌃ J (下にカーソル移動)
- ⌃ K (上にカーソル移動)
- ⌃ L (右にカーソル移動)
- ⌃ ⇧ H (⌫)
- ⌃ スペース (英語と日本語の切り替え)
Atomで変更したい場合は、keymap.csonに以下を追加するとホームポジションから指を離さずに打てる。
# atom keymap.cson setting 'atom-text-editor': 'ctrl-r': 'window:reload' # リロード 'ctrl-h': 'core:move-left' # 左 'ctrl-j': 'core:move-down' # 下 'ctrl-k': 'core:move-up' # 上 'ctrl-l': 'core:move-right' # 右 'ctrl-u': 'core:undo' # 戻る 'ctrl-i': 'editor:move-to-first-character-of-line' # 文頭 'ctrl-o': 'editor:move-to-end-of-screen-line' # 文末 'ctrl-.': 'key-binding-resolver:toggle' # キー表示 'ctrl-,': 'settings-view:open' # 環境設定 'ctrl-s': 'core:save' # 保存 'ctrl-f': 'find-and-replace:show' # 検索 'alt-j': 'editor:move-line-down' # 下に行移動 'alt-k': 'editor:move-line-up' # 上に行移動 'ctrl-shift-O': 'link:open' # リンクを開く 'ctrl-shift-h': 'core:backspace' # ⌫ 'ctrl-shift-D': 'editor:duplicate-lines' # 複製 'ctrl-shift-K': 'editor:delete-line' # 行 削除 'ctrl-g ctrl-g': 'vim-mode-plus:move-to-first-line' # 一番上に移動 'shift-ctrl-enter': 'editor:newline-above' # 下にEnter
後はDashで記号を割り当てる
::: = ;; "" /// [] ... {}
外観
HHKB Professoinal BT の箱。電池が2本付属で付いてます。
REALFORCE 91UDK-Gと比べると随分コンパクトです。
尊師スタイル。
DIPスイッチ
接続機器に合わせて設定を変更するために、キーボード底面のDIPスイッチを調整します。
Macなので2、3、6をオンにします。⌥と⌘を入れ替える場合は4をオフ、5をオンに。DIPスイッチは、電源を切ってからでないと変更されません。電源の供給は電池かUSB micro-Bケーブル。ペアリングは、電源長押し > システム環境設定 > キーボード > Bluetoothキーボードを設定。ANSIを選択して完了。
まとめ
Macを使う人、バックエンドの人は、特に使いやすいのではないでしょうか。以上HHKB BT 英語配列に変えてよかった、という話でした。
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